たかに太鼓とは

たかに太鼓とは

たかに太鼓は新宿区立高田馬場第二児童館(通称、たかに児童館)の和太鼓クラブで太鼓を始め、児童館の卒業後も太鼓を続けたい、という仲間が集まって結成された和太鼓グループです。1997年の設立から今年で26年目になります。現在も東京都新宿区を拠点に活動しています。

民族歌劇団 荒馬座の元座員、準座員の先生にご指導いただき、日本各地のお囃子を元にした演目に取り組んでいます。メンバーは学生から社会人までと幅広く、仲良く楽しく練習しています!

主な演目

ぶち合わせ太鼓

神奈川県三浦半島に古くから伝わる演目です。その昔、漁師たちが村ごとに大漁を祈り競い合ってこの曲を叩き、勝った方がその年は大漁だとされたそうです。1つの太鼓を3人の打ち手が回転しながら叩く所が見所です。

秩父屋台囃子

埼玉県で行われる日本三大曳山祭の一つである、秩父夜祭で演奏される演目です。山車という移動式の屋台に太鼓を載せて、山車の中で打ち手が座って叩くのが特徴です。荒々しい大太鼓と、小太鼓の軽快なソロが特徴です。

水口囃子

滋賀県水口町で行われる、春のお祭りで演奏されるお囃子が元になっています。前半の「大廻」はゆったりとした春の雰囲気が感じられ、後半の「屋台」は軽快なソロの掛け合いが楽しめる一曲となっています。

三宅太鼓

三宅島のお祭りで、御神輿を先導する役を務める太鼓を元にした演目です。皆が心を合わせて唄う木遣りと、神輿を担ぐ人を励まし、打ち手が交代しながら一打一打全力で打ち込んでいく大太鼓が見所です。

八丈本囃子

八丈島に伝わるお囃子を元にした演目です。八丈島では昔から人が集まると、太鼓を囃しながら、人の想いが込められた島唄が唄われてきました。最初はゆっくりと始まる大太鼓は3番まである唄と呼応して強く早く打ち込まれます。

獅子舞 (江戸囃子)

獅子舞は17世紀に伊勢より江戸に伝わり、人々に幸せをもたらすものとして定着したそうです。獅子に頭を噛んでもらうと一年間の災厄、悪いものが取り払われると言われています。若山社中さんの口伝をベースに日々練習しています。

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